あんどんはり

あんどんはり

新しくあんどんに絵を貼ります

藤井神社の天神社では天神祭が行われます。

この天神祭りはたくさんの「あんどん」にろうそくがともされる夜祭ですから子供たちの書いてくれた絵を「あんどん」に貼り付けなくてはなりません。

たくさんの人で作業しますから、必ずノリが落ちます。そのため、テーブルには古新聞を全体に敷き詰めておきます。一枚づつ、両端をセロテープで止めておきます。

そのほかに、大きめの深い灰皿数個に、障子を貼る時のノリを薄めて入れ、幅3cmくらいの刷毛を20本くらい用意しておきます。

障子用の幅広の刷毛、ハサミやセロテープも準備しておきます。写真奥のように、完成品を置くためのゴザも数枚敷いておきます。
新聞を敷いたテーブル


木枠にノリを付けて、子供たちが書いてくれた絵を貼り付けます。

この地方にはいくつかの子ども会があります。

天神祭に出すための絵を描いてくれる子ども会は今年は7つありました。

わかば子ども会、みつばち子ども会、羽根山子ども会、寺田子ども会、石丸子ども会、中村子ども会です。

子ども会の世話役の方が貼り付け作業を担当してくださいます。

神社側は場所や道具の提供などの世話をさせてもらいます。
貼り付け作業


子供たちの書いてくれた絵は、全部で202枚ありました。

「あんどん」は89個あります。

交通安全とか、学業成就などと印刷された紙もありますが、子供の書いてくれた絵は必ず全部貼り付けなくてはなりません。

計算は次のように行います。

まず、絵を2枚づつ貼れば、89×2=178枚使われますから、残りは202-178=24です。

ですから、89個のうち、24個は3枚づつ貼れば良いわけです。

残りの部分は交通安全などの印刷紙を貼ります。
あんどんはり真っ最中


どんどん完成していきます。

一週間後にはこの「あんどん」にろうそくが灯され、幻想的なとてもきれいな夜祭になります。

今日の反省ですが、24個だけ3枚貼り、との答えの出るのがぎりぎりだったことです。

もう少しで失敗するところでした。

原因は、子供の書いてくれた絵が全部で何枚あるのかを把握するのが遅くなってしまったことです。

来年からは、入口で各子供会の世話人さんに、「何枚ですか」と質問して、早い段階で総数をつかむようにしたいと思います。

貼り付け完了