例大祭例大祭
装いを新たにしている例大祭の藤井神社
例大祭ここ、横根の藤井神社では年に一度、例大祭が行われます。例大祭は、この神社にとってとても重要な祭りです。横根藤井神社の例大祭は、通常の月次祭と違い、直接神殿が見えるようになります。 通常は神殿への階段も見えないのですが、本殿の戸が開けられて、それが見えるようになります。 本殿の表には紫の幕や房が取り付けられますし、大きな神社幟も建てられます。 神前に参列する人達は、まず水場で手と口を水ですすいでから、払いどころでお払いを受け、鳥居をくぐって拝殿に上ります。 藤井神社の例大祭では、素晴らしい山車と、三番叟が披露されます。巫女神楽も奉納されます。 更に大量の餅投げが行われ、消防によるくす球割りも行われます。 多くの来賓の方にもおいでいただきます。 ちょっと話はややこしくなりますが、「例大祭」は「例祭」ともいわれます。 「例祭」という名称が使われ出したのは近世のことで、それ以前には「大祭(おおまつり)」「御祭(おんまつり)」などと呼んだり、社名に祭をつけて「春日祭」「石清水祭」などと呼んだりしていました。 明治の神社制度においては、例祭は祈年祭・新嘗祭などとともに「大祭(たいさい)」に定められていました。 さらに官国幣社・府県社・郷社および一部の村社(神饌幣帛料供進指定神社)には勅使あるいは幣帛供進使が参向して国・皇室から神饌幣帛料が供進されていました。 しかし第二次世界大戦以降は、このような制度はなくなりました。 例祭は祭祀の分類の中で「大祭」に分類されることから、例祭のことを例大祭ともよびます。ただし、これは俗称であり、 正式には、大祭式例祭(たいさいしきれいさい)と言うのがよいとされています。 例大祭の行事
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