巫女神楽

巫女神楽


勢ぞろい
藤井神社の参集殿前に勢ぞろい



巫女装束で勢ぞろい

今日は藤井神社の例大祭です。

藤井神社にとって大変重要で大きな祭りですので、巫女の舞う神楽も奉納されます。

練習に練習を重ねてきた少女たちが、いよいよこれから人前で発表することになります。やっと着付けが済みましたので記念写真を撮りました。

巫女と言われることもありますし、稚児といわれることもあります。

巫女と言うのは、一般に大きくなった女性によるもので、稚児と言うのは少年少女によるものと一般には言われていますが、そんなに厳密な区別はないようです。

ただ、大きくなった女性の場合を稚児と言うことはありません。

また、少女のみによる場合は、稚児というよりも巫女と言われるほうが多いようです。

この写真の場合は、巫女といわる場合もありますし、稚児と言われる地方も有るでしょう。

藤井神社では巫女と言っています。

藤井神社の巫女の舞い




巫女神楽(みこかぐら)

巫女舞の原点は、神がかりの儀式にあったといわれています。

神がかりの巫女の場合、巫女がまず身を清めるための舞を舞い、続いて右回り左回りを激しく繰り返し、神がかりに至って、神託を下すのです。

しかし、920年(延喜20年)に奈良の春日大社で「八乙女」と呼ばれる巫女達による神楽が舞われたと記録されています。

平安時代末期の藤原明衡彼は、巫女神楽(みこかぐら)はまさしく神と舞い遊ぶ仙人のようだったと、記しています。

また、少し後の時代には鈴を持ちながら舞い踊る巫女が登場するようになります。