山車の語源と別名山車の語源と別名
山車の語源山車(だし)の語源は、神殿や境内の外に出す出し物であるからとする説と、髯籠(ひげこ)を出していたからだとする説などがあります。山車は「出し物」全般を指しますが、車の字がついていることから、一般には曳き山を指しています。 山車の別名地方によって様々な呼ばれ方をしています。山のつくもの・・・やま(山、山車)、ひきやま(曳山、曳き山)、かきやま(舁き山、担ぎ山)、やまほこ(山鉾)。 やまかさ(山笠)(北部九州地方)。 車のつくもの・・・だんじり(地車、台尻、壇尻、車楽、段尻)(主に関西地方)。 さいしゃ(祭車)(三重県桑名市地方)。 おくるま(御車)(知多地方、尾張地方)。 笠のつくもの・・・かさぼこ(笠鉾)、(秩父地方など)。 台のつくもの・・・やたい(屋台)(太鼓台)(主に長野県、静岡県遠州、岐阜県 飛騨など中部地方、および兵庫県播磨)。 |