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祭神 (藤井神社の神様)
藤井神社では、天照大御神と須佐之男命をお祀りしています
天の岩戸を開けた絵
天照大御神
この絵は、天の岩戸が開けられて、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が姿を表わされた時の様子を描いたものです。(ウィキペディアから転載)
藤井神社の祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)です。
天照大御神は太陽の神としての一面も持っていますが、衣を織ったり、稲を作ったり、大嘗祭を行う神ですので、祭祀を行う女神であるとする説が有力です。
多くの絵や教科書では女性の姿で表現されています。
天照大御神は、天照大神と記される場合もありますし、男性であったという説も少数ではありますが存在しています。
天照大御神を祀る神社は全国各地にありますが、その総本社は神宮(伊勢神宮)の内宮(皇大神宮)です。
この横根の藤井神社も天照大御神を祀る神社のひとつで、伊勢神宮を総本社としているわけです。
宮崎県高千穂町岩戸には岩戸隠れ神話の中で天照大神が隠れこもったとされる天岩戸と天照大神を祀る天岩戸神社があります。
その他にも天照大御神の伝承は各地に存在しています。
たとえば、木曽山脈の恵那山には天照大神誕生の際に、胞衣が埋設されたという伝承が残っていますし、長野県戸隠山の戸隠神社には天岩戸の伝承があります。
須佐之男命
この絵はウィキペディアを参照した絵ですが、須佐之男命の姿を描いたものです。
須佐之男命(スサノヲ、スサノオノミコト)は、日本神話に登場する神ですが、この神を表すのに、素戔男尊、素戔嗚尊、建速須佐之男命、須佐乃袁尊、神須佐能袁命、須佐能乎命などといろいろの表記方法があります。
須佐之男命は太陽を神格化した天照大神や、月を神格化した月夜見尊とは少々異なっているため、議論の的となっています。
統治領域も文献によって異なりますが、天照大神は高天原、月夜見尊は夜、須佐之男命には夜の国または海原を治めるように言われたとあります。
出雲へ降った須佐之男命は、その地を荒らしていた八岐大蛇への生贄にされそうになっていた少女櫛名田比売(くしなだひめ)と出会いました。
須佐之男命は、櫛名田比売の姿を歯の多い櫛に変えて髪に挿し、八岐大蛇を退治してしまいました。
その八岐大蛇の尾から出てきた天叢雲剣を天照御大神に献上したのです。
その後、櫛から元に戻した櫛名田比売を妻として、出雲の国にある須賀の地へ行きそこに留まったとされています。
後に、スサノオは、仏教における祇園精舎の守護神である牛頭天王と習合しました。これは、どちらも疫病を制御する疫神だったからです。
京都にある八坂神社は素戔嗚尊(スサノオ、須佐之男命)を祭神としており、全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社(約2,300社)の総本社となっています。
八坂神社の祭神は古くから牛頭天王(およびそれに習合した素戔嗚尊)であったことは確実です。
牛頭天王は祇園精舎を守護するとされ、日本では素戔嗚尊と同神とされていたからです。
藤井神社でお祀りすることによって、須佐之男命は横根地区一体を守護し、疫病から守ってくださるのではないでしょうか。
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