横根

横根


大府市にある「横根」と言う自治区の仕組みや特徴についてお話しします。

大府市横根自治区


大府市の横根自治区は同市東南部にあります。

横根の東川には「境川」が流れていますが、まさに字の通り、尾張と三河の境界を流れています。

横根の人口は6,600人、世帯数にして2,250世帯です。

このように横根自治区は大所帯となっています。

その横根には、「藤井神社」があります。

藤井神社の歴史は古く、鎌倉時代以前の創建とされています。


歴史ある横根自治区であり、古くは農村でしたが、最近はサラリーマン所帯が増えてきました。

これは、日本の自動車産業の中心ともいえるトヨタ自動車の下請け工場が多くなってきたからです。

専業農家は非常に少なくなってきています。

となり組


防災、防犯の基礎は地域の連携にあります。

自治会としての活動はもちろんですが、自主的な隣組もしっかりした組織に育ってきています。

「隣組」リーダーが、確認把握した後、組長に報告し、組長から本部へ報告が行くようになっています。

隣組の集いは防災訓練もかねて、一年に一度は実施することになっています。


各隣組の構成員、電話番号、世帯人数をいつでも把握しておかねばいざというとき役に立ちません。

一人で避難所に行くことができない要援護者の人数、搬送手段としての乳母車やリヤカー、車イスのある家、井戸水のある家なども表にまとめてあります。

この表は毎年更新した上で、各隣組の構成員に配布をし、常に新しい情報を共有しています。


横根は安心して住むことのできる町でなくてはならないと思っています。